【第27話】「一旦見せて下さい」と言われたお客様の脳内オセロ板の話【卓球場の日々】

このブログはYouTubeの『ITS三鷹卓球クラブチャンネル』に投稿した動画を文章で要約した内容で構成されています。

動画内で話した内容の詳細はぜひYouTubeでご覧ください!


【第27話】「一旦見せて下さい」と言われたお客様の脳内オセロ板の話【卓球場の日々】

以前の動画で、「コーチが『1回見せてください」と言うのはなぜか」についてお話しし、アップしました。

今回はその動画についての補足をお話しします。

どんなお話をしたのか、詳しくは下の動画でご確認くださいね。


どんなお話をしたのかざっくり説明すると、

『お客さまにフィットするものをお伝えするためには、お客さまがどんな状態なのか一度見た方がより最適な伝え方が出来る。だから、一度コーチに見せてあげてくださいね』

というお話をしました。


しかし今日の朝、この間のお話はお客さま目線ではなくコーチ目線になってしまっていたなとふと思ったのです。

お客さまに恥ずかしい思いをさせずにプレーを見せてもらうには、どうしたら良いのだろうと考えました。
そして考えました。

「このコーチは成功に導いてくれるはずだ」

お客さまにそういう期待感を持ってもらえるように自分が努力しないといけないと思うに至ったのです。


オセロ盤を思い浮かべてください。

例えばあなたの石は白だとします。

そこで僕があなたに「1回黒の石を置いてください」と言ったら、あなたは嫌ですよね。だってあなたは白の石を増やしたいのだから。

しかし、黒の石の後に白の石を置くことによって白を増やす明確な未来が見えているのなら、あなたは黒の石を置きますよね。


明確な未来が見える期待感を持ってもらえたら、お客さまの恥ずかしさは解消されるだろうなと考えるに至りました。

そうするには、今まで以上にもっともっと僕は努力し勉強していかなければいけないなと思ったのです。

もちろん今も勉強していますが、今後もお客さまにより期待感を持ってもらえるよう努力し続けていこうと誓ったのでした。


織部隆宏コーチ紹介ページ

(文:ITS三鷹卓球クラブコーチ 菅家雅治)

投稿を共有