【第36話】枝を切ってたら「僕らのイメージは簡単に偏るな」と思った話【卓球場の日々】
このブログはYouTubeの『ITS三鷹卓球クラブチャンネル』に投稿した動画を文章で要約した内容で構成されています。動画内で話した内容の詳細はぜひYouTubeでご覧ください!
【第36話】枝を切ってたら「僕らのイメージは簡単に偏るな」と思った話【卓球場の日々】
今回は「僕たちの認識は簡単に偏るんだな」と感じた話をしたいと思います。
なぜそう思ったかというと、枝を切っていて思ったんですよ。
切った枝を見ると、下の方には葉っぱが少なくて、上の方にたくさんの葉っぱがあったんです。
枝の絵を描くとき、下から上まで全部葉っぱを描きたくなりませんか?僕だけですかね?僕はそういう認識でいました。
ですから意外だなと思いながら枝を切っていたんです。思い込みだったんだなと感じました。
卓球のコーチをしていても
「こういうフォームで打たないといけないんですよね?」
と言われることがあるのですが、そこまでしなくて良いんだけどなと感じることが多いです。
『打球の分析』をしているときにも感じます。
オリンピックの試合やアジア大会の試合など大きな国際大会の全打球の分析というのを僕はやっています。
1試合の全打球を紙に書く、またはアプリに打ち込んで記録するという作業から本当の姿を分析しました。そうすると、思ってもみなかった姿が浮き彫りになるんですよね。
物事というのは、丁寧に見ないと本当の姿は分からないんだなと思いましたね。
こういうものなんだな、と思っても、もう一段深堀りしてみる。そうすると、1つ認識の壁を乗り越えることができますし、より正確な状態を知ることができます。これって大事なことだなと思ったのでした。