【初心者にもわかる】みんな大好き「もどる下回転サーブ」 が世界一カンタンに習得できる方法を実演解説【卓球動画】
【初心者にもわかる】みんな大好き「もどる下回転サーブ」 が世界一カンタンに習得できる方法を実演解説【卓球動画】

織部隆宏コーチ:こんにちは。ITS三鷹卓球クラブの織部です!
今回のテーマは「下回転サーブ」です!
以前アップして好評いただいた「世界一簡単に曲がる横回転サーブ」と同様、
①明確な工程
②確認可能な事実
③実績がある
今回もこの3点セットは揃っていますよ!
それではまずは実践編です!!
※動画視聴はこちらから

まず最初に、覚えて欲しいキーワードが3つあります。
「みぞおち」
「ブランコ」
「横チョップ」
まずは、『小さく前へならえ』をした状態から手のひらを上に向けましょう。
その状態から、肘をみぞおちの高さまで上げましょう。
そこから、ブランコの動きを作ります。軽く揺れるブランコです。
そして、投げたボールが落ちてきて、打球するときに横チョップです。
スイングのサイズは『30cm』くらいをイメージすると良いですよ。
もう一度ゆっくりやってみますよ。

面を上に向けましょう。
みぞおちの高さまで肘を上げます。
そこからブランコ~。ブラブラブラ~と。
打球直前に横チョップ。
はい!これがスムーズにできれば、下回転サーブはできるはずです。
ですが、一度見ただけでこれが出来た方は良い才能をしてらっしゃると言えますよ!
多くの方には、まだ出来ない理由が残ったりしますので、もう少し説明しますね。
チェックポイントを挙げていきます!

全てに共通することは
『効率』
です!打球効率。
そこが損なわれるため、下回転がかからないのです!
●チェックポイントその1
『トスを落とす位置』
トスを落とすべき位置は、トスを上げやすい場所ではなく、打球がしやすい場所です。
まず最初にやるべきことは、自分が振る場所の近くにトスを上げることです。
人によっては右手のラインの前にトスの手をおいてもいいですよ。
いかにトスを自分の打ちやすい場所に上げるかが大事です!
●チェックポイントその2
『腕を使う順番』
次は、腕を使う順番です。
ブランコと横チョップの順番が逆になってしまうことがよくあるので要注意ですよ。
ブランコの勢い→横チョップ
という順番でないと、上手くいきません。
●チェックポイントその3
『動きをシンプルに』
色々使いすぎない、これが大事です!
一番よくあるのが、手首をこねながらフォロースルーをがんばってしまうことです。
後ろへのバックスイングが大きすぎるのも、回転のかかりづらさの原因になってしまいます。
実践編はここまで。
もっと理解を深めたい、または他の人に説明したい、そんなときは次の解説編もぜひご覧ください!
では解説編です。
解説編は次のように進めていきます。

①下回転とは
下回転は、台にバウンドすると台との摩擦で戻ったり止まったりするボールです。
相手のラケットに当たると、下の方向に飛ぶ回転ですね。
②下回転サーブが難しい理由
1.動きが難しい
2.ハードルが高い
3.自己採点がしづらい
下回転が難しい理由はだいたい上記の3つです。
そもそも動きが難しいですよね。なにしろ、日常生活にない動きをするのですから。
また、キレイな真下の下回転を要求してしまうと、ハードルが一気に高くなります。少しでも横回転が入ると心地悪い感じがしますが、求め過ぎい方がいいですよ。
そして、回転がかかったかどうかの判定ってしづらいですよね。ボールが戻らない、止まらないからといって回転がかかっていないわけではありませんから。
③取り組むべき理由
難しいにもかかわらず、多くのコーチが下回転サーブを出せるようになりましょうとオススメします。それには理由があるんです。
・練習しやすい
・試合で攻撃しやすい
キレイな下回転を出すことが出来れば、キレイな下回転が返ってきます。そうであれば、シンプルなボールを打つ3球目の練習ができるようになります。
④動作の確認&解説
スローで私のサーブを見てみましょう。

バックスイングの時に動き出して、まず腕が動き始めます。
この時ラケットは重さでとどまろうとするんですが、これが若干だけでもしなって、後ろに到達します。
腕が振られ始めると今度は全体がしなってまた戻ってくるような動作。
そしてあるところで肘が止まります。
肘が止まったところから、前腕が振られてきて前腕が止まります。
この過程の中で、しなっていたこの手首ラケットの部分がまっすぐに戻る。
ここまでの動きが行われます。
肉眼で見える姿とは少し違うということをぜひ知っていてください!
⑤練習法の設計
最後は、冒頭の実践編の練習方法が、どんな思想で設計されているか、その意図を説明します。
まず、みぞおちまで肘をあげた理由です。これは、面を上に向けすぎてしまうことを防ぐためです。
次に、ブランコの動きは、重い前腕以降の部分を振りながら、ボールの下にラケットを持っていくため、上手くその動作を行うためです。
最後に、横チョップの動きは、肘をラケット1個分離して横チョップをすると、作りたいラケットの動きに近いものになるからです。また、腕全体で作ったパワーをより小さい形に変えて、加速させることができるからです。
はい、最後までご視聴いただきありがとうございました!
色々申し上げましたが、感覚で出来てしまうという方、目で見てコピー出来てしまう方は、むしろ今回の理論を入れてカチカチになってしまうよりは、自分の感覚を信じていただいた方がいいかと思います。
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TEL:0422-49-8629
※遊澤亮コーチ担当レッスン
https://www.its-mitaka.co.jp/blog20190428_1.html?cat=blog_coach※織部隆宏コーチ担当レッスン
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※樋口孝彦コーチ担当レッスン