【第11話】できなくて困ってる技術を相談したのにコーチが「1回見せて」と言ってくるのは何なのか知りたくない?【卓球場の日々】

このブログはYouTubeの『ITS三鷹卓球クラブチャンネル』に投稿した動画を文章で要約した内容で構成されています。

動画内で話した内容の詳細はぜひYouTubeでご覧ください!



【第11話】できなくて困ってる技術を相談したのにコーチが「1回見せて」と言ってくるのは何なのか知りたくない?【卓球場の日々】


今回はコーチがレッスン中に言う

ちょっと1回やってみてくれませんか?

について、なぜコーチがそう言うのか、その理由についてお話しします。

コーチからそう言われて「はい、やります」とは言えない。そういう人は多いのではないでしょうか。
それは自然な反応です。ダメと言うつもりはありません。

一方でコーチ目線から言うと、なぜそれを言うのか、そしてやってみた方が良いという理由をお話をします。


コーチは1回やってもらった上で、動作、ポジション取り、ボールの質などを総合してその人に合うアドバイスをしています。

その場で考えているというよりも、コーチとしての過去の蓄積された経験、データとその人のプレーを照らし合わせた上で、その人に一番合うアドバイスをするのです。
要はコーチが持っている過去の似たデータから解決策を導くのです。


身近な例としては

しばらく会ってない従兄弟にお土産のTシャツ買ってきて

と言われたケースに似ているかと思います。

しばらく会ってないと、従兄弟の顔だちや体型、身長、雰囲気などがわかりません。
そういうときは写真を見せてもらうのが一番手っ取り早い

でも写真を見せてもらえない状況だと、従兄弟にピッタリ合うTシャツを選ぶのは至難の業ということになるでしょう。

従兄弟にとって嬉しくないお土産を買ってしまったら、申し訳ない気持ちになりますよね。


コーチも同じです。

一回で課題を解決できないと、お客さんに申し訳ない気持ちになるのです。
コーチに見せるのは勇気が必要かも知れません。でも、課題を解決するには「コーチに見せる」というのがとても効率が良いのです。


あともう1つ大事なこと。

今できないこと、それって全然恥ずかしくないです

どんな分野でも新しくチャレンジしたことは全員初心者、初級者です。

できないことがあって、それができるようになるになるのが楽しい。

コーチやご友人と一緒に、「今できないことをできるようになる」その喜びを感じ、楽しみましょう。


織部隆宏コーチ紹介ページ

(文:ITS三鷹卓球クラブコーチ 菅家雅治)

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