【第34話】「せっかく教えてもらってるのに、できなくて申し訳ない」に思うこと【卓球場の日々】

このブログはYouTubeの『ITS三鷹卓球クラブチャンネル』に投稿した動画を文章で要約した内容で構成されています。

動画内で話した内容の詳細はぜひYouTubeでご覧ください!


【第34話】「せっかく教えてもらってるのに、できなくて申し訳ない」に思うこと【卓球場の日々】

今回は「せっかく丁寧に教えてもらっているのに上手く出来なくて申し訳ないです…」とお客さまから言われることについて、思うことをお話ししたいと思います。


「全然そんなことないですよー」といつも思ってます。
実際にそうお伝えしていますが、お客さまがそう考えることも理解できます。


本気になればその場でできることがある一方で、本気になってもその場で出来ないことってたくさんありますよね。

「難しい」ということを分析すると、

・仕組みややり方は理解出来るにもかかわらず技術的に難しいゆえに出来ない
・理解が難しいし構造が難しいゆえに上手く出来ない
・理解そのものは難しいが、理解してしまえば上手く出来る

だいたいこの3つに分類されると思います。

卓球の技術や体を上手く使ってラケットを操作することというのは、理解することが難しいですし、技術的にも難しいです。
そもそも人間の動きを表現するということは、難しいことなんですよね。

要は、卓球の技術を向上させることって、難しいということです。

それを理解しているつもりの自分にとっては、そんなに簡単に出来なくても全然問題ないですよ、と思うのです。

本気になればできる、ということばかりではありません。
少しずつ変わっていく未来に向けてほんの少しでも一歩が踏み出せたのであれば、それで十分ですよね。

僕がレッスンをさせて頂いているのは多くの方々が愛好家です。アスリートではありません。

楽しく、健康に向上していければ、それが一番です。

たしかに仕事のミスは許されないかも知れません。でも卓球のミスはOKです。

少しずつ向上していきましょう!



織部隆宏コーチ紹介ページ

(文:ITS三鷹卓球クラブコーチ 菅家雅治)

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