「 ”考える” が全然できない」の理由と方針のご提案【卓球場の日々】

このブログはYouTubeの『ITS三鷹卓球クラブチャンネル』に投稿した動画を文章で要約した内容で構成されています。

動画内で話した内容の詳細はぜひYouTubeでご覧ください!



「 ”考える” が全然できない」の理由と方針のご提案【卓球場の日々】

今回は「”考えて”卓球をプレーすることができない」というお悩みについてお答えしたいと思います。


「頑張って考えればなにか絞り出せるはずだ」という勘違いが多いと僕は思っています。
そんなことはないと思うのです。

考えてちゃんと出来ている、堂々巡りせずに次の道を探れている感覚がなくても、落ち込む必要は全然ないです!

それは、方法を知らないだけかもしれないからです。


今回はシンプルな3テップの考え方だけをお伝えしたいと思います。

①何が起きているか、個別の事例を”知る”ということ
ここからは漢字のお話をしたいと思います。
例えば、「草」や「花」など漢字の勉強をしていくと、”草かんむり”で出来ている字は植物のことを表しているということを知ることができます。

②パターンを”知る”ということ
草かんむりの下にどんな字がくっついているかということで、どんな読み方をするのかパターンが分かってきます。
例えば、化学の『化』が草かんむりの下についていれば、「か」という読み方が想像できますよね。「生花」とかです。
パターン的にはこうだよね、ということが想像できてきます。

③これらを組み合わせる
世の中に新しいイノベーションが起きる際によくあるのは、”組み合わせ”です。
例えば、「卓球×教育」など。

新しい分野に挑戦していくとき、パターンを組み合わせるということがよくあるのです。


個別のものから抽象的なもの、応用可能なものにかわってそれらを組み合わせていく。
この3つのステップを踏むと、今あるもの、今起こったことから新しい何かまでつながっていきます。

そしてそのパターンというのもの知っていると、新しいものを考えることができますよ。


僕自身も卓球のコーチとして戦術の分析をする際、このパターンに即してお話をしています。
動画でそういったお話をすることもありますので、ぜひそこにも注目して欲しいなと思います。


織部隆宏コーチ紹介ページ

(文:ITS三鷹卓球クラブコーチ 菅家雅治)

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