【第42話】母校・早実に卓球を教えに行ったら自分が学ばされた話【卓球所の日々】

このブログはYouTubeの『ITS三鷹卓球クラブチャンネル』に投稿した動画を文章で要約した内容で構成されています。

動画内で話した内容の詳細はぜひYouTubeでご覧ください!


今回は「母校に卓球を教えに行ったら自分が重要なことを学んだ」というお話をしたいと思います。

今日お話しをする内容は、その中に卓球という競技を考える上でめちゃくちゃ重要なことを盛り込みます。

一方で、僕は卓球について誇張したお話をすることは好きではありません。
また、他の人が聞けないような、いつもご覧になって頂いている皆さんにだけ特別なお話を届けたいと思っているので、サムネイルなどいつも通り派手な作りにはしていません。


昨日、母校の早稲田実業に卓球を教えに行きました。
一番最後に、『卓球という競技において、卓球台はどんな役割をするのか』ということについて話をしたのです。

普段の卓球教室の中でもよくお話をするのですが、卓球台には2つの役割があります。

①的(ターゲット)としての役割
②邪魔をするもの、障害物としての役割

これを話そうと考えた上で、母校の選手たちに「卓球台にはどんな役割があると思う?」という質問を投げかけたのです。

すると、一番最初にあてた選手はこう答えました。

『壁』

です。

それを聞いて、僕は「あーー」と思ったのです。
僕の頭の中には欠けていた考えでした。

たしかに、卓球台は壁としての機能がないと成り立ちません。

例えば、同じ的(ターゲット)としての役割があるバスケットボールを考えてみます。バスケットボールはゴールにボールが通過すると、一旦プレーが止まりますよね。
もしバスケットボールのゴールが壁の役割であって、ボールが通過したにもかかわらずプレーが続行されるとしたら、全く違う競技になると思いませんか?

そういう点で、卓球台が『壁』の役割を果たしているというのは重要な考え方なんですよね。

それを選手から教えてもらいました。

では、具体的にどうやって
①的
②障害物
③壁
である卓球台を上手に使えば良いのか。

これは直接お話したいと思いますので、ぜひITS三鷹卓球クラブにお越しください(笑)。

とは言いながら、いずれ動画でお話することもあるかと思います。
これはとっても重要なお話ですから、ぜひ覚えておいてくださいね。



織部隆宏コーチ紹介ページ

(文:ITS三鷹卓球クラブコーチ 菅家雅治)

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