【中国を倒した男】フルスイングの話を聞いてみたら話がワールドクラスだった【世界の遊澤】
【中国を倒した男】フルスイングの話を聞いてみたら話がワールドクラスだった【世界の遊澤】
とある日の練習…
何気ない一言に世界を感じることになる…
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織部コーチ:「普段、ドーンっていう強打は登場機会がない」って言ってたじゃないですか?でも遊澤さんはフルスイングの強打を必ず練習の中で入れてますよね?
遊澤コーチ:打ちたいっていう願望はあるのよ。でも試合のときはフルスイングじゃないモノの方が得点に結びつく。だからやらない。常に逆コースを狙ったり、ギリギリでコースを変えることを意識していた。
遊澤コーチ:返球された後のことも考えている。常に「一発で仕留める」ではなくて「優位なラリーだったら続けてもいい」と思っている。
織部コーチ:優位なラリーだったら続けてもいいんですね
『ミスせずに詰められる自信があるから、有利なラリーなら続いても問題ない』
遊澤コーチ:あと、表でスマッシュできるときは自分のボールに自信もあるし、そういうときは一発で打ち込んじゃう
遊澤コーチの場合は、用途が明確。
①ドライブでコース取り(チャンスメイク)
②決め球はスマッシュ
遊澤コーチ:一方で、フルスイングの練習をしていた方が体のキレが良くなるんだよね。コースを狙う練習ばっかり続けるとラケットを振れなくなっちゃう。
織部コーチ:プレーのキレを出すためにフルスイングの練習はするけど、基本的には「キレを出す」以上の目的では振ってないんですね
遊澤コーチ:ギリギリのコースを狙う自信はあるからね。「ありえないコース」に入れられる自信がある。
織部コーチ(心の声):これがコントロール世界トップクラスの感覚…
※樋口孝彦コーチ担当レッスン