元世界チャンピオンから見て学んだサーブ練習【卓球動画】
元世界チャンピオンから見て学んだサーブ練習【卓球動画】
今日はみなさんに「オススメのサーブ練習」をお伝えしたいと思っています。
※動画はこちら
まずはこちらを見ていただきましょう。
これは、実は僕が大学生のときに元世界チャンピオンのサーブ練習を見て始めたものなんです。
その元世界チャンピオンというのは、偉関晴光さんです。
左利きのペンホルダー。世界選手権のダブルスチャンピオンです。
大学の練習に息子さんの付き添いで来られたときがありました。
そのとき、おもむろにサーブ練習を始められたんですね。
そして、そのときの様子というのが、こういう感じだったんです。
これを見て僕が衝撃を受けたのが、台の横にネットが設置されていたこと。
そしてその技の凄さ。
全く同じ軌道でボールが入っていく。
パッパッパッと早いテンポで出されても、全く同じ軌道で繰り返しネットに入っていく光景に衝撃を受けました。
この練習で大事なポイントは、「卓球台を物差しとして使っている」ということです。
普通の練習の場合は、ボールが外に出ていってしまうためボールの回転や方向がつかみづらい。
一方でこの練習では自分が意図している曲がりの角度をチェックすることができます。
卓球台という物差しを使って自分のサーブの精度を測ることができるのです。
そして精度がわかるから、何を向上させるべきかがわかるようになるのです。
サーブにおいて大事なのは、
「正確な場所にラケットが入ること」
「正確な角度でラケットが入ること」
です。
これを実現するには、大振りをしたり、強い回転をかけようと無理やり振ったりしてはいけません。
大事なのは
「小さいフォームで」
「できるだけ正確にラケットをボールに差し込む」
ということです。
僕は偉関晴光さんのサーブ練習を見て本当に感動しました。
偉関晴光さんと関わりが持てる方はぜひご本人の技を見せてもらってください。
本当に素晴らしいですよ!
今回は順横回転のサーブでやりましたが、逆横回転でもできますよ。
では最後におさらいしましょう。
この回転を出したいと思っている方向に沿ってラケットを出したら、できるだけ小さいフォームで始めましょう。
そしてそれを徐々に強くしていきましょう。
それではご視聴ありがとうございました!
※樋口孝彦コーチ担当レッスン