【にわかの罠に要注意】適正なトレーニング知識でチャンスを掴み危険を回避するための話【超重要視点アリ】

【にわかの罠に要注意】適正なトレーニング知識でチャンスを掴み危険を回避するための話【超重要視点アリ】



織部隆宏:こんにちは。ITS三鷹卓球クラブの織部です。今回もコンディショニングコーチの観点から内田紘平さんに色々なことを教えてもらおうと思います。内田さん、よろしくお願いします!

内田紘平:よろしくお願いします!

織部隆:まず聞きたいのは「子どもたちのトレーニング」についてです。“子どもにトレーニングをさせるのは悪だ”という考え方ってわりとあると思います。でもこれって筋トレ・トレーニングという言葉を大きく捉えすぎているのではないかと思うんです。例えばサッカーをやっていたけど、筋トレはしていなかった。それが大人になったときにサッカー以外の運動ができない人になりました、といった話って結構あると思いますね。それだったらむしろ別の筋トレをすることによって他の動きを補うみたいな、そういうことって必要になるわけですよね。もう1つは、自分の子供は今2歳11ヶ月なんですけど、子どもからしたらほとんど全ての動きは筋トレなんですよね。多分ほぼ全ての新しい自分の体に対しての刺激はトレーニングと同じじゃないかと思うんですよ。

内田紘平:そもそもトレーニングの定義は「日常生活でかからない負荷を体にかけることによって、体を適応させていく」ということです。



内田紘平:ですから、それまで動かなかった赤ちゃんにとってはハイハイすることがトレーニングになります。また、大人にとってはストレッチだってトレーニングということも言えますよ。日常的に伸ばさないところまで伸ばせば、その時点でトレーニングです。“トレーニング”のイメージを1回変えた方がいいでしょうね。



内田紘平:大体6歳から小学生年代というのは神経系の発達がすごく大きく起こると言われています。小学校の時にいろんな動きをする、例えばサッカーだけやってるのではなくて、それにプラスして例えばマット運動の前転をするとか後転をするとか倒立するとか、いろんな体の使い方をすると、脳から筋肉・体に指令がいきます。それが、自分の体を思うように動かせるようになるための能力がつくことに役立ちます。



織部隆:例えば60代や70代など高齢の方がトレーニングをするというのはどうですか?

内田紘平:全然いいです。その人の能力ベースで考えることが重要なので、その人にとって良い刺激であれば、ぜひやった方が良いですよ。ただし高齢の方は人それぞれ能力にバラツキがありますから、その人に合わせたトレーニングをする必要がありますね。

織部隆:なるほど。“その人に合わせた”という点が大事なわけですね。


織部隆:今回お話ししてきた“その人に合わせて”という点は、自分で判断するって大変ですから、そういうところに専門家の必要性があるわけですね。

内田紘平:その人のオーダーメイドにするという部分がトレーニングには重要です。そういう意味では専門家に頼った方が良いと思いますよ。

織部隆:これを見ている方で内田さんにプログラムを組んでもらいたいという方がいればこちらをご覧ください。ということで今回はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。


内田紘平:ありがとうございました!












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