ラポームはITS三鷹卓球クラブ会員の皆様に毎月郵送しているITSの月報です。

新着一覧

ラポーム 2018年6月号

Ogimura Memorial Game
スウェーデンという国は、やさしさと厳しさの満ち溢れた豊かな国だと行くたびに思います。どの町もよく整備され、一人一人が責任をもって町や村、そして我が家を整えていることが感じられます。歴史と文化を大切に継承し、さらに発展させる努力を協力して行っている人々。世界ハルムスタッド大会直前に行われた「Ogimura Memorial Game」もそんなスウェーデン人の気質を証明するような行動、あるい[...]

ラポーム 2018年5月号

1993年7月に出版された荻村伊智朗さん最晩年の著書「スポーツが世界をつなぐ」(岩波ジュニア新書)には、荻村さんが高校1年生で卓球をはじめ、後に国際卓球連盟会長として活動された45年間にわたる荻村さんの卓球を通しての数々の出会いの思い出と、国際卓球連盟会長としての未来の卓球のビジョンが、それこそ走馬燈のように語られています。
その中には、ソウル・オリンピックの卓球競技に二度も足を運んだイギリス[...]

ラポーム 2018年4月号

卓球レポート60年の歴史に感謝
この3月私たちが子供の頃から読み親しんできた卓球レポートがその60年の歴史にピリオド(休刊)を打ちました。「中高校生指導講座」ほか荻村伊智朗さんが多数寄稿されていたという事もあり、卓球をするという事は卓球レポートを読むという事のように信じていた中学生時代でした。最近の私はと言えば「荻村伊智朗研究家」のようで、昔の卓球レポートなど、かつての卓球専門誌や卓球関連の本[...]

ラポーム 2018年3月号

スポーツマンシップ
2018年冬季オリンピック平昌大会において日本は過去最高の成績をおさめ、日本中が大いに沸きました。あらためてスポーツの持つ力の大きさを感じます。
日本のアスリートたちは、その見事な成績だけでなく、スポーツマンシップの素晴らしさも世界に発信してくれました。スピードスケート500mに優勝した小平奈緒選手とオリンピック3連覇という偉業を地元韓国で達成をしようとする2位になった韓[...]

ラポーム 2018年2月号

1950年代に日本は世界の舞台に登場しました。オールフォアでも動ける信じられないような俊敏なフットワークと、腕をいっぱいに伸ばして打つ全力スマッシュ。日本の卓球に世界はさぞ驚いたことでしょう。
1960年代には、中国が丸形ペンホルダーラケットに表ソフトラバーを張り、巧妙なサーブと両ハンドによる速攻、いわゆる中国式前陣速攻というテンポの速い独自の卓球を披露しました。藤井基男さんは、その著書「卓球・知[...]