【聴くと上手くなる!?】巷でよく聞く卓球理論のウソ・ホントを専門家2人で検討してみる【卓球トーク】

【聴くと上手くなる!?】巷でよく聞く卓球理論のウソ・ホントを専門家2人で検討してみる【卓球トーク】



織部隆:こんにちは。ITS三鷹卓球クラブの織部です。今回はコンディショニングコーチの内田紘平さんと卓球談議を楽しみたいと思います。内田さん、よろしくお願いします!

内田紘平:よろしくお願いします!



織部隆:まずは「体の使い方」。「可動域」についてです。昔の人が特にそうかも知れないのですが、例えばフォアハンドを振るときに「可動域をマックスに使ってスイングするべきだ」という言い方をされることがありましたが、それについてはどう考えますか?

内田紘平:可動域は“ない”よりは“ある”方がいいです。そして基本的には可動域は広い方がいいですが、ただし広ければ広い方が良いかというと、コントロールができるか、などの問題がありますので一概に言えません。



織部隆:「体幹」の話も最近よく話題に出ますよね。ここ10年くらいですかね。

内田紘平:そうですよね。



織部隆:「体幹」と聞いてイメージしたのは、ココ(お腹周辺)なんですよ。でも、体幹を鍛えるときにココだけ鍛えるだけでいいんだっけ?と思いませんか?

内田紘平:世間的なイメージはそうなんだろうなと思います。腹筋周りを鍛えることによってメリットはもちろんたくさんあるのですが、体幹という言葉が先行しすぎて、じゃあ下半身や腕などの基礎的なトレーニングが必要ないかというとそうではないと思いますね。

織部隆:極端な話、体幹部分はカチカチだけど、股関節周りはユルユルでは意味がないということですね。

内田紘平:体幹という言葉が先行しすぎている気がしますね。体幹部分だけ鍛えるのではなくて、例えばこちらの筋肉が働けばこちらの筋肉も働く、というように、いろんな部分が連結して動くようなトレーニングが必要です。


織部隆:ということで、バッといろんなことを喋っちゃいましたね。

内田紘平:カメラが回ってなくてフリーで話したら余裕で何時間でも話しちゃいそうです(笑)

織部隆:そうですよね(笑)。今回はよく聞く話題について、実際にどう考えるか、というテーマでお話をしました。第2弾、第3弾もお楽しみに。それではどうもありがとうございました!

内田紘平:ありがとうございました!












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