「新年明けましておめでとうございます。」ラポーム 2025年1月号 -東京の卓球スクール-

新年明けましておめでとうございます。

旧年中にはITS三鷹卓球クラブをご利用いただき、またイベント等にご参加いただき
ありがとうございました。お陰様でクラブの成長・発展を感じられた一年でした。
昨年12月に行った「没後30年 荻村伊智朗さんを偲ぶ会」では、荻村さんと所縁の深い方々多数のご参加をいただきました。全員で荻村さんが愛したビロード色のバラの花を一本ずつ献花し、数名のご友人から荻村さんとの珠玉の思い出をお聞きしました。
1953年荻村さんは卓球競技の頂点を目指し、東京都立大学から日本大学に転学しました。「忘れもしない、荻村君ははじめての日大卓球部の練習の日に、練習は結構です。見学させてください。と全くボールを打たずに、選手たちの練習を数時間じっと見ていた。
また、荻村―田中の練習試合はまさに真剣勝負だった。隣の台が試合をやめて荻村―田中の試合に見入るほどだった。勝負に対しての驚くべき執念を後輩の荻村君から学んだ。」と1956年世界選手権東京大会でジョニー・リーチ(1951年の世界チャンピオン)と激闘した日大先輩の名手、道上進さんはお話しされました。
1960年代の日本卓球のエースとして登場した木村興治さんは「私が早稲田の学生の頃、荻村さんは良く早稲田に練習に来られた。練習試合ではほぼ負けたことがないのに全日本選手権の本番で負けた。荻村さんは練習試合とは全く違う戦術を採用した。これが荻村さんだと思った。役員としての荻村さんは卓球の地味で古いイメージを明るく近代的なイメージのスポーツに変えた人だ。」とお話しされました。
1970年代の日本を代表する田阪登紀夫さんは「荻村さんは、私が何かを掴むまで、何日でも何も言わずにひたすら同じボール送ってくれた。全日本社会人選手権大会決勝で長谷川信彦さんに勝って優勝できたのはそのツッツキのお陰だった。」と話されました。
日本卓球協会会長の河田正也さんは「ミケランジェロの作品を見て自分の努力目標を上げ、ゴッホの絵に自分の生き方を重ね合わせ、背中を押された荻村伊智朗さんの感性に敬服しています。」と語られました。
12月1日に「近代スポーツの先駆者たち―孤高の卓球人♯荻村伊智朗」(狛江市スポーツ推進委員会主催)の講演をされた専修大学教授の佐竹弘靖さんは「講演会を聴講された皆さんは、荻村さんの数々の偉業に接したいへん感動されていました。」とお話しされました。
荻村さんの卓球賛歌は没後30年を経て尚、歌い継がれていることを感じます。

今年も良い年でありますことをお祈り申し上げます。
2025年 元旦
        
 ITS三鷹 代表 織部幸治



サービスタイムの変更点について

2025年1月からサービスタイムが以下の通り変更となります。
① 名称について
サービスタイムからプラチナタイムへ変更となります。
② ドリンクサービスについて
廃止となります。
③ スケジュールについて
現在のスケジュールに加え、月曜日と火曜日も2台で実施する運びとなりました。

ペーパーレス化のお願い

会報ラポームはメールからもお受け取りいただけます。
ITS三鷹としてはペーパーレス化を推奨しておりますので、メール受け取りにご協力いただける方は以下のQRコードを読み取りの上、ご登録手続きをお願い申し上げます。
またはフロントまでご氏名・メールアドレスをご申告いただいても承れます。


プラチナタイム

月曜日・・・20:00~22:00(2台使用)
火曜日・・・20:00~22:00(2台使用)
金曜日・・・18:30~22:30
土曜日・・・18:30~22:00
日曜日・・・14:30~17:00
参加費は1,100円(税込)です。
定員は設けておりませんので、ご予約は不要です。


今月の休館日

1/1~1/3

投稿を共有