「2025年全日本 松島輝空新チャンピオンと早田ひな3連覇」ラポーム 2025年1月号 -東京の卓球スクール-

2025年全日本 松島輝空新チャンピオンと早田ひな3連覇

 1月21日から26日まで2025年全日本卓球選手権大会シングルスの部(ジュニア・一般)が連日満員の観客を迎えて千駄ヶ谷の東京都体育館で開催されました。
男子は17才の松島輝空選手が見事な待ち伏せ前中陣パワープレーを表現して準決勝で張本智和選手、決勝で篠塚大登選手を圧倒し、念願の初優勝を果たしました。
松島輝空選手のプレーで印象的だったのは、男子のドライブ選手としては台にかなり近い(1~2メートル)ところでのカウンター攻撃の破壊力と確実性でした。
私は松島選手はフットワークの良い選手だなと感じました。特に打球と打球の間に必ず入れる2ステップの着地の柔らかさと絶妙のタイミングはダンサーのようです。
松島選手のポジショニングの正確さとスイング時の体のバランスのすばらしさは、その着地の上手さに支えられているように感じました。
上手く動き出すためには、その前の動作を上手く制御する必要があり、言い換えると「戻りが早く、戻った時の体勢が良いために相手が良く見えているからこそ、次に自分が打つ場所とタイミングが正確につかめる」ということだと思います。
「フットワーク」を考えるとき、動き方だけでなく、止まり方が重要な技であることを松島選手のプレーは証明しているように感じます。
早田ひな選手は、手首の怪我で苦しみながらのプレーでしたが、経験と工夫で新進気鋭の大藤沙月選手と世界ランクを6位まで上げている張本美和選手をそれぞれ準決勝、決勝でどちらも4-0で見事に退けました。
早田選手も前陣での両ハンドのカウンター攻撃が冴えわたっていました。
怪我をしている前腕の筋肉を使わないようにするため、グリップや前腕の力を抜き、他の筋肉がその代わりをすることで、かえって腕の振りがしなやかになっているようにも見えました。前腕の力が抜けたおかげで、動きやバランスも良くなり、コントロールが抜群でした。
怪我をしたことにより、動きだけでなく、戦術面でも何か大きな新しい発見があったのではないかと想像しています。
松島輝空選手と早田ひな選手が世界の舞台で今度はどんなプレーを見せてくれるのかたいへん楽しみです。
 ITS三鷹 代表 織部幸治



サービスタイムの変更点について

2025年1月からサービスタイムが以下の通り変更となります。
① 名称について
サービスタイムからプラチナタイムへ変更となります。
② ドリンクサービスについて
廃止となります。
③ スケジュールについて
現在のスケジュールに加え、月曜日と火曜日も2台で実施する運びとなりました。

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プラチナタイム

月曜日・・・20:00~22:00(2台使用)
火曜日・・・20:00~22:00(2台使用)
金曜日・・・18:30~22:30
土曜日・・・18:30~22:00
日曜日・・・14:30~17:00
参加費は1,100円(税込)です。
定員は設けておりませんので、ご予約は不要です。


今月の休館日

なし(11日と24日は祝日ですが通常営業です)

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