ラポーム 2018年1月号
あけましておめでとうございます。
旧年中のメンバーの皆様、また多くの支援者のご厚情に対し心よりお礼申し上げます。
ITS三鷹卓球クラブは本年5月に30周年を迎えることになります。
なんとかここまでこれたのは、全く多くの方々のご協力のおかげです。
1988年国際卓球会館30周年の節目にITS三鷹は創設されました。
1987年から1988年にかけての1年間は会員制卓球クラブのための研究会議の毎日でした。
アメリカにも勉強に行きました。ポートランドのナイキ本社、ニューヨークのジュリアード音楽院、最新のスポーツクラブそしてブルーノートジャズクラブにも行きました。
黒人兄弟7人?のストリートダンスも強烈な思い出です。どこでもステージになるもんだと思いました。
西海岸のUCLAの広さに驚き、サンディエゴのミッション・ビヨホスイミングクラブの精神に感激しました。訪問先は、すべて荻村伊智朗さんの選択でした。
新しい卓球の場を創造するため、日本卓球協会卓球発展計画プロジェクト座長の波岡實さん、女性視点の空間・環境コーディネーター・パーティーフーの石井みな子さん、石井たみ子さん、アートディレクター佐藤博さんが最新のアイデアを提案してくださいました。
池袋コミュニティーカレッジ卓球教室の大勢の生徒さん達や卓球メーカー関係の方々が荻村伊智朗さん、山中教子さんらのご尽力でITS三鷹の創始会員となってくださいました。
我々の感謝の思いは、沢登貞行さん、渡辺正一さん、田中さん他、1958年に国際卓球会館の創設にご尽力いただいた地元有志の方々にもお伝えしなければなりません。
多くの方々のご協力をいただき、日本初の会員制卓球クラブITS三鷹という今までにない新しい発想の卓球クラブが1988年5月1日スタートしました。
国際卓球会館竣工披露・ITS三鷹のオープニングセレモニーは1988年4月30日と5月1日の2日間に亘り行われました。会員ナンバー1の浅葉克己さんにはタキシード姿で、日本代表選手の内山京子さんにはドレス姿で19世紀のピンポンラリーを再現していただきました。卓球社交場の幕あけです。
5歳から100才までが卓球を通してつながったその後の30年間のITS三鷹の歩みはまるで奇跡のようです。お世話になった方々や、スタッフとして活躍してくださった方々の全員をご紹介できないのが残念でたまりません。
しかしITS三鷹が30周年を迎えられるのは、(株)国際卓球会館(社長:荻村一晃さん、管理者の陶山直実さん)のご支援のおかげであることだけは、お伝えしなければなりません。
ITS三鷹は新たな30年に向け、荻村伊智朗さんが志したスポーツのすばらしさを表現できるよう努力して参ります。今後とも皆様のご支援とご指導をよろしくお願い申し上げます。
本年が皆様にとりまして幸多き年でありますようお祈り申し上げます。
平成三十年 元旦
ITS三鷹 代表 織部幸治