ラポーム 2020年7月

クラブは6月1日より個人レッスンを中心として営業を再開し、無事1カ月が経過しました。私も卓球を再開し体調が良くなったことを感じています。

6月19日には東京都の自粛要請が全面的に解除になりましたので、すでにご案内させていただきましたように、7月から段階的に営業内容を増やしていく予定です。

ラポーム3月号で荻村さんが60年代にデザインした”シャープマン“の発表イベントを6月25日に行う事をお知らせしましたが、残念ながらできませんでした。延期のお知らせが遅れましたことをお詫び申し上げます。

“シャープマン”を復刻したドイツのフィリップとマックスからは「今は日本に行くことはでいないけど、12月の「荻村さんの夢」展の時には行けるようにしたい」とメールが来ました。

そして7月末には新しい“シャープマン”完成品がITS三鷹に届くようです。お楽しみに!

そんな中、6月中旬にメンバーの浅葉克己さんから「6月25日の荻村伊智朗さんの88才の誕生日をお祝いしましょうよ。二人だけでもいいから」というお電話をいただき、何人かの友人たちを誘って「距離をとって」お祝いをしました。

浅葉さんからはドイツで活動する安富隼久氏の「卓球台に集まる卓球をしない人達」というユニークな写真集をいただきました。

ライプツィヒの学生寮の窓から卓球台を定点観測した作品で、イギリスの出版社・MACKが主宰するFirst Book Award 2018を受賞しています。

卓球台が卓球をしない人々にとっても、大切な交流の場になっているのを見て、うれしい気持ちになりました。

この本はITS三鷹の2階カウンターで見ることが出来ますので是非ご覧ください。

月刊誌卓球王国8月号の「浅葉克己ひとりピンポン外交」にも、軽快で美しい浅葉さんの文章により、この本が楽しく紹介されています。ご覧ください。

当クラブとしましては、施設や道具のこまめな消毒を徹底し、クラブ内での感染が発生しないよう万全を期して参ります。
皆様の安全のため、引き続きご理解とご協力の程お願い申し上げます。
ITS三鷹 代表 織部幸治

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