「荻村伊智朗のピンポン外交 」ラポーム 2024年10月号 -東京の卓球スクール-

荻村伊智朗のピンポン外交

2014年に「ピンポンさん」(城島満 著)に出会い、その感動によりマックスとフィリップという2人のドイツ人はオギムラブランドのアパレル企業をスタートさせました。
かつて1950年代に荻村伊智朗がデザインしたシューズや卓球ウエアーを復刻させるという試みを通して荻村伊智朗の数々の偉業の根底に流れる美しい魂を、世界に発信するというチャレンジに様々な分野の専門家が共鳴し協力しています。
世界中の購買者たちもそのチャレンジの仲間のような感じです。
オギムラブランドの協力者の一人であり、陸上界のレジェンドでもある為末大氏から8月中頃に「9月27日に荻村伊智朗さんのピンポン外交についてJCLPの全体会議で講演してもらえないか」という電話をいただきました。
JCLP(ジャパン・チャイナ・リーダーシップ・プログラム)とは、 議論やアクティビティーを通じて、日本と中国双方の相違・共通点等の理解を深め、交流を通じ未来志向のパートナーシップを構築し、日中間の発展的関係を継続的に寄与することを目的に2017年に設立されたNPO法人です。
学術・文化・芸術・スポーツ・国際協力・経済活動の活性化など広い範囲の連絡・助言・援助などを行っているそうです。JCLP全体会議には日中両国の次世代を担う各分野のリーダー30~40名が参加します。
2024年の今回はスポーツ・エンタメ・アカデミア・教育・カルチャーの5セッションで私たちが話すのはスポーツセッションの部で「荻村伊智朗とピンポン外交」についてです。
荻村伊智朗のピンポン外交というと1971年の世界名古屋大会の中国チームの復帰から始まった米中ピンポン外交と、1991年の世界幕張大会の南北統一コリアチームの実現がたいへん有名ですが、1954年に21歳で世界チャンピオンになってから1994年に亡くなるまでの40年間の荻村さんの卓球活動(競技者・指導者・卓球解説者日本および世界の卓球連盟役員)のすべてがピンポン外交につながっているものなので、その活動を私が知っている範囲でお話すればいいのかなと思いお受けしました。
現在も精力的に日中卓球交流イベントを展開されている、かつてはITSでコーチ活動をしていただいた羽佳純子さんにも協力していただくことにしました。
1958年荻村さんが26歳の時に設立した国際卓球会館は1988年にITS三鷹という会員制卓球クラブになり、現在に至っています。その間にここを訪れた外国選手は1000人を越えるでしょう。その中には多くの世界チャンピオンもいます。
現在もITS三鷹は国際交流が日常的に行われている卓球クラブで荻村伊智朗の偉業の一つだと思っています。9月27日のJCLP会議ではITS三鷹の歴史も話すつもりです。
ITS三鷹 代表 織部幸治


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金曜日・・・18:30~22:30
土曜日・・・18:30~22:00
日曜日・・・14:30~17:00
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定員は設けておりませんので、ご予約は不要です。


今月の休館日

なし(14日は祝日ですが通常営業です)

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