ラポーム 2019年12月
丸川真一さんの特別講習会
11月4日(月祝)に、丸川真一さんの特別講習会が行われました。丸川さんは、アイティーエス三鷹のコーチとして活躍された後、現在はご自身のクラブ、岡山TCマルカワを主宰されています。
午前がジュニアの部、午後が成人の部という構成で、講習会が行われました。
私(樋口)はジュニアの部の、アシスタントコーチを務めました。
午前がジュニアの部、午後が成人の部という構成で、講習会が行われました。
私(樋口)はジュニアの部の、アシスタントコーチを務めました。
ジュニアの練習に入る前に、子供達に練習の心構えについて仰っていた事が、とても印象に残りました。
「失敗は失敗ではなく、成功に近づいているだけです。失敗しないまま成功はできません。ただ失敗をした時に、なぜ失敗したのかを考える必要があります。
自分なりに原因を考えて、改善案を次の機会で試してください。もしそれがまた失敗だとしてもいいんです。だからどんどん失敗してください。
自分の力で考え抜いたことは全て正解です。」と丸川さんは言われました。
これをお聞きして私は、卓球だけでなく、全ての物事に通ずることだと思いました。
心構えのお話の後、練習に入っていきます。
時間毎にテーマが決められていて、練習の前に全員集合してもらい、コーチ同士で見本プレーを見せながら、「今のプレーは体幹を使って打球できていると思いますか?」「〇〇ということについてどう思いますか?」のような問いかけを、受講者全員に投げかけていく場面が何回かありました。
受講者はそれぞれ自分なりの答えを出していきます。
受講者全員に問いかけをして、置き去りにしないような配慮と、自分で考えさせようという狙いを感じました。
一連の流れの中で気付いたことがあります。
それは受講者の姿勢です。
小学生から中学生までの受講者全員が、分からないと言わず、なんとか自分の力で答えを捻り出そうとしていました。
既に丸川さんが伝えたい「考え抜く力」が、受講者に伝わっているのだと思いました。
心構えから技術指導、接し方まで、大変勉強になりました。
今後の私のコーチ人生に、生かしていきたいと思います。
ITS専属コーチ 樋口孝彦
第6回 荻村さんの夢展
荻村伊智朗のレガシー
卓球で育んだ日本とスウェーデンの絆
卓球で育んだ日本とスウェーデンの絆
12月7日と8日、2日間にわたって第6回荻村さんの夢展を開催します。
展示物や資料の観覧、卓球台の無料開放をお楽しみください。(入場無料)
・12月7日(土) 10:00~17:00
・12月8日(日) 10:00~12:00