La PAUME

「ピンポンさん」（城島充著）の英訳「OGI」がドイツに渡り、それを読んだフィリップ・エガースグリュースとマックス・ファン・ラークというドイツの二人の起業家が、1960年代に荻村伊智朗さんがデザインし、光洋産業から「シャープマン」という名前で発売された日本で初めての卓球専用シューズを、今年6月にスニーカーとして世に出します。

「僕たちがやろうとしているのは、単に靴を売るビジネスではなく、荻村伊智朗の理念を伝えるブランドを世界に送り出すことです。1994年に62才でなくなった荻村さんは、その生涯を卓球というスポーツを通じて世界の平和への貢献に捧げました。イデオロギーの対立で東西に引き裂かれたベルリンで生まれ育った僕たちは、荻村さんの平和への願いを深く共感しています。」

”世界のオギムラ”がこれから先も、平和のブランドとして世界を駆け巡ることでしょう。

今年6月25日、荻村伊智朗さんの生誕88才の誕生日の日にはITS三鷹卓球クラブで「シャープマン」の発表イベントを行いたいと思っています。