ラポーム 2021年1月
新年あけましておめでとうございます。当クラブは2020年のコロナ禍を無事のりきり、新年を迎えることができました。メンバーの皆様方のご協力、ご支援に対し心よりお礼申し上げます。
2020年は地球のすべての大陸、そしてすべての国に新型コロナウイルス感染が広がるという人類にとって未曾有のつらい体験をした年となりました。
本年2021年前半には、ワクチン接種体制が日本でも整うことが報道されていますので終息に向かうことを期待しております。
マスクの着用は、今やすべての人が外出には靴を履くように当然の装いとなりました。
うがい、手洗い(消毒)も日本ではほぼ定着したように感じます。
オンラインによるコミュニケーションも、最初はやむを得ず始まりましたが、徐々にその利点を利用する便利なツールとして変化してきています。
今後はITS三鷹といたしましても、積極的に取り組んでまいりたいと考えます。
昨年暮れに行った第7回「荻村さんの夢」展では、ITS三鷹卓球クラブにとって記念すべきオンラインによる講演会「人を育てるAI卓球」をITS三鷹メンバーでもある関西大学教授の林勲さんに行っていただきました。
動作分析、戦術分析について、わかりやすく、そして大変楽しくお話しくださいました。
AIの可能性や大きな魅力というものを強く感じました。
いろいろな分野の一流の方々がご参加いただいた講演後のディスカッションも大変有意義で、将来につながる興味深いものでした。
荻村伊智朗さんは1954年に世界チャンピオンになられた直後に「オギムラは、他のスポーツに伍すために、これからの卓球を練習法にしても修得法にしても常に近代科学に立脚したものにする」と決心しておられます。
もし荻村さんがご存命ならAIを最大限利用されることは間違いありません。
我々は当然その意思を踏襲してまいります。
新しい年は、今までにない新しいライフスタイルを模索する新たな時代となりました。
ITS三鷹卓球クラブといたしましては皆様が卓球を通してより安全に、また快適にお過しいただけるようスタッフ一同新たな努力をしてまいります。
本年が安心できるより良い年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
令和3年 元旦
ITS三鷹代表 織部幸治