ラポーム 2022年10月
9月中旬からITS三鷹の喫茶コーナーのギャラリーに展示している絵が変わりました。作者の浅野修氏は十勝出身の現代美術家でアートを通して長年にわたり多文化共生・戦争のない丸い地球を目指す活動をされています。
今年も十勝芽室にある「十勝芽室赤レンガ倉庫」において「巨大じゃがいもアート」と「世界の150か国の子どもアート」を開催されました。
じゃがいも作りが世界の食料問題を解決する大きな手段となるという考えから、かつて十勝のじゃがいも畑を守った防風林・からまつの木材で巨大じゃがいもを制作したのが「巨大じゃがいもアート」。
世界150か国の子どもたちの描いた絵、とりわけ今年はウクライナの子どもたちの絵数百点を中心に約1000点を展示したのが「世界の150ヶ国の子どもアート」です。
「大人たちは戦争を止められない。子供たちの絵が集まるこの場所で、平和を実現したい」
というのが浅野修氏のアート活動の目的です。
(この内容は「十勝巨大じゃがいも・浅野修の世界」として8月14日と8月21日に2回NHKの日曜美術館Eテレで放送されました)
世界はウクライナでの戦闘ほかコロナ感染症、地球温暖化による世界中で大災害など、危機的な状況にあります。私たちの卓球を通しての活動も持続可能な世界と平和につながるものでなければならないことを改めて感じています。
*絵は浅野修氏のご友人(高校の同級生)でITSメンバーの鈴木京子さんよりクラブに寄贈されたものです。
ITS三鷹 代表 織部幸治