「2024パリ五輪 」ラポーム 2024年8月号 -東京の卓球スクール-

2024パリ五輪

パリで100年ぶりの五輪が無事進行し奇跡のドラマが繰り広げられています。

7月26日(日本時間では27日未明)フランス内外からの多くの協力者と最新のテクノロジー、そしてパリという奇跡の街全体を自由自在に「舞台」として使い切り、フランスが掲げる自由・平等・博愛というテーマを前面に出した圧巻の開会式が雨の中で行われました。

フランス人のユニークで時に驚くべき過激な知恵と文化を随所に感じながら楽しんだ4時間のアートな早朝でした。
時差が7時間あるので、こちらの体力が最後まで持つか心配です。

わが卓球が五輪種目に加わったのは1988年ソウル大会からで、今回で10回目となります。
やはり中国が圧倒的強さを発揮し、過去9大会のメダル総数112個のうち59個を獲得しています。金メダルに限って言えば、中国は37個中32個を獲得しています。
次が韓国で合計18個(金3個)です。
3位はドイツで合計9個(金0)、そして日本は4位で8個(金1個)の順です。

その他はスウェーデン3、台湾3、北朝鮮3、シンガポール2、香港2、フランス2、ユーゴスラビア2、デンマーク1です。(そのうち金1個は92年のワルドナー)

五輪には人間の限界に挑戦するという大きな目的がありますが、卓球競技では「中国卓球に勝つ」というのが今やその意味を成していることは記録が示しています。

今大会の直前早田ひな選手が「中国卓球は一生私を成長させてくれる存在」というメッセージを発信しましたが、このことはすべての国の卓球選手達の共通した思いだと思います。

世界の選手たちがどこまで中国卓球に肉薄し、あるいは乗り越えるのかは、多くの人の五輪最大の興味です。

一方で、スポーツの価値や五輪の意味というものは、人それぞれ違うでしょう。
人の数だけその価値や意味が存在することと思います。
だからこそスポーツは素晴らしいと言えます。

スポーツは自由で開かれた世界そのものだからです。
誰かに強制されたり、罵倒されたり、我慢させられたりするものではありません。

一方でだからこそ(個人の自由を尊重するからこそ)の大きな責任と義務があり、スポーツを愛する人は全員がそのことを考え、共有しなければなりません。

それは何かと言えば「ルール順守とフェアー精神の醸成」ということで、我々はそれを確認するために4年ごとに五輪を行い続けているのだと思います。

ITS三鷹 代表 織部幸治


試合情報

下記大会にITS三鷹として出場いたします。
応援の程よろしくお願い申し上げます。

2024年度東京都卓球リーグ戦(後期)
日にち・・・9/ 8(日)
時間・・・9:00開場 / 9:30試合開始
会場・・・日野市市民の森ふれあいホール
出場予定メンバー
・遊澤亮
・織部隆宏
・小野弥琴
・樋口孝彦


サービスタイム

金曜日・・・18:30~22:30
土曜日・・・18:30~22:00
日曜日・・・14:30~17:00
参加費 1,100円(税込)
定員は設けておりませんので、ご予約は不要です。


今月の休館日

なし(12日は祝日ですが通常営業です)

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