ラポームはITS三鷹卓球クラブ会員の皆様に毎月郵送しているITSの月報です。

新着一覧

ラポーム 2021年10月

“なじませてポン”かつて卓球界に“なじましてポン”という珠玉の言葉があったようです。
最高の打球を目指す心構えを、実に分かり易く見事に説明している言葉だと思います。
「ボールが飛んでくるコース、回転の方向や量、スピードやタイミングを注意深く観察し、丁寧に打球することを心掛けて打つ!」では伝わらない微妙な感覚や時間の流れを“なじましてポン”でやってみると、体全体が納得した居心地の良さを感じます[...]

ラポーム 2021年9月

パラリンピック8月8日にオリンピックは閉幕し、8月24日からはパラリンピックが開幕し、連日熱戦が繰り広げられています。結末を誰も知らないノンフィクションドラマには格別の興奮と感動があります。
しかし今回の2020東京オリンピックは、いまだコロナ禍が深刻な状態に向かっていく兆候のなかで始まり、パラリンピックではさらに厳しい状況に直面したなかで行われています。
選手たちが発信するメッセージか[...]

ラポーム 2021年8月

日本卓球、オリンピック初の金メダル水谷隼選手と伊藤美誠選手のオリンピック混合ダブルス優勝は感動的でした。
日本卓球にとっては、1988年に卓球がオリンピック正式競技になってから初めての金メダル獲得です。9大会、33年越しの悲願の勝利です。
中国の卓球の強さは特別です。絶対的と言ったほうがいいのかもしれません。
2016年リオ五輪まで8大会における卓球競技32の金メダルのうち、中国以外[...]

ラポーム 2021年7月

江口冨士枝さんが教えてくれたこと「城島充さんの『ピンポンさん』を何回も読み返しています。そのたびに当時を思い出しては泣いちゃいます。」江口冨士枝さんは、お話しする度に言っておられました。感激屋で“泣き虫ニャンコ”のニックネームとは、そういうことかと思いました。
1954年から1959年まで5回の世界卓球選手権大会に出場し、金6個、銀5個、銅5個、計16個のメダルを獲得。世界を代表する女子卓球[...]

ラポーム 2021年6月

スポーツの価値私にとって卓球というスポーツは、かけがえのないものです。
競技時代から今日に至るまで素晴らしい人々に出会い、素晴らしい時を過ごしてきました。
尊敬、敬意、友情、賞賛、激励、反省、向上、努力、集中、選択、幸福、満足、自信、工夫など数え上げればきりがないほど多くのことを卓球を通して学んできました。楽しいことばかりではありません。競技者は敗戦と失敗の連続です。不平や不満、落胆、[...]