La PAUME

１３歳から毎年日本に来てトレーニングを積んできた、皆様良くご存じのオーストラリアのＷａｄe君が今年２月大学を卒業し、今年一年間卓球に懸ける意気込みで再び３月２日に来日します。

４月からは東京都卓球連盟にＩＴＳの選手として登録し、リーグ戦や全日本クラブ選手権大会などにも参加します。

３月１２日～１７日に大田区総合体育館で行われるＴｏｋｙｏ　Ｏｐｅｎにはオーストラリア選手として参加します。

どんなプレーを見せるか楽しみです。

彼は、オーストラリアでいろいろなアルバイト（夜中のレストランでの皿洗いなど）をしてお金がたまったら日本に来るということを繰り返し、世界選手権大会にオーストラリア代表として参加するまでになりました。

最初の頃は女の子と間違えられていたＷａｄe君ですが、すっかりたくましい青年に成長しました。

Ｗａｄｅは中国国内リーグ（３部）にも参戦します。

３部とは言っても中国ですから、かなりの強豪がひしめいているとのことです。

彼にとっては貴重な経験になると思います。

ＷａｄｅとＫａｎｅ（今年から大学生）がオーストラリアで活躍し有名になったことで、最近は多くのオーストラリア選手達がＩＴＳにトレーニングに来るようになりました。

今後はさらに増えるでしょう。

私達の選手時代には世界中から外国選手達がトレーニングのために日本に（青卓会に）来ていました。

私達はそのような選手達と共に成長したと感じています。

英語も少しずつ話せるようになっていきました。

スウェーデンのウルフ・カールソン（１９８５年世界男子複優勝）やニュージーランドのバリー・グリフィス（ニュージランドチャンピオン）などがやはり同じチーム（青卓会）で試合に参加したことがありました。

すばらしい思い出です。

我がITSでも選手達のためにそういう環境を創っていきたいと思います。